ソムリエ試験

ソムリエになるためにはソムリエ試験を受験して合格する必要があります。けれどもソムリエ試験を受験するためには、受験資格が必要です。ソムリエ試験の受験資格は5年以上飲食店やレストラン、サービス業を経験しており、そして今でもその仕事についているということが条件です。なので、ただ単にワインが好きだからといってソムリエになれるものではありません。

ソムリエ試験を主催しているのは、社団法人日本ソムリエ協会という団体です。ソムリエの世界には、ソムリエ国際協会という団体があり、20カ国が加盟していて、当然、社団法人日本ソムリエ協会も加盟しています。ですから、日本でソムリエ試験に合格すれば、世界20カ国で通用するということになります。世界のワインの本場でソムリエとして活躍することも夢ではありません。

ソムリエ試験は、1次試験、2次試験の二段階で選抜されます。1次試験では筆記試験が行われており、その合格者のみが、口頭試問を受けることになります。そして2次試験では、ワインの利き酒の試験と、サービスの試験も実技試験として実施されます。1次試験に合格して口頭試問を含めた実技試験に合格をした人だけがソムリエになる資格を得ることができるのです。

高級レストランなどで働きたいとお考えのかたには、ソムリエの資格を持っていることが望ましいでしょう。試験の具体的な実施内容に関しては、ソムリエ試験を実施している協会に問い合わせてください。