資格を取得する前にTOP > 福祉関係の資格 > 介護福祉士

介護福祉士について

介護福祉士の資格は、介護のプロフェッショナルとして世の中で認められるものだといえます。国家資格の一つで、この資格を取得するためには、1年に1回しか行われない試験に合格しなければなりません。国家資格であるために、その活動範囲や内容、活動の制限などが法律で規定されています。

介護福祉士の仕事はヘルパーの1級と同様に、介護サービス提供責任者になることができる資格です。介護に関して専門的な知識と技術の両方を持っていて、介護を必要とする人たちの日常生活を支えていくのが、介護福祉士の主な仕事内容です。身体介護と言われる、食事や入浴、着替え、排泄の介助、体位変換などと、家事援助となる調理や洗濯、買い物、掃除などの他にも、医療機関との連絡や通院の付き添い、介護計画を立案したり、介護が必要な人の身の回りを支援します。

そのうえ、介護する人たち−例えば、家族や介護を担当するホームヘルパーといった人たち−に対して、介護方法を適切に指導することも、介護福祉士の大切な仕事です。

介護福祉士になるには、二つの方法があります。まず一つは、実務を3年以上の経験して、その後に国家試験を受験して資格を取得する方法。もう一つは、介護福祉士の専門学校を卒業して、上記の試験を受けることなく、資格を取得する方法です。

ホームヘルパーや介護職員として介護の仕事に3年以上の実務経験があれば、介護福祉士試験の受験する資格があります。ただし、受験資格となる実務経験の内容は、詳細に規定されているので、事前に確認しておく必要があります。

就職という観点から見れば、介護福祉士は、第一線のリーダーとして期待が寄せられる資格です。将来、ケアマネージャーになりたいと思っている方にとっては、介護福祉士の資格は、ぜひとも取得しておくべき資格です。
 

福祉関係の資格記事一覧

ホームヘルパー

2013年に制度が改正され、それまでホームヘルパーと呼ばれていた資格が介護職員という呼び名に変更されました。介護職員という資格は免許制ではありませんので、資格試験というもの...

ケアマネージャー

2000年4月から介護保険制度が施行されました。その制度を維持していく上で欠かせないのがケアマネージャー(介護支援専門員)です。ケアマネージャーの仕事は、介護保険制度において、要支...

介護支援専門員

高齢化社会と言われだして久しくなりました。そんな日本で、介護支援専門員という資格の価値はますます高まってくるものと思われます。介護支援専門員の資格の受験条件は、法定資格の保有と、一...

介護福祉士

介護福祉士の資格は、介護のプロフェッショナルとして世の中で認められるものだといえます。国家資格の一つで、この資格を取得するためには、1年に1回しか行われない試験に合格しなければなり...