野菜ソムリエ

野菜ソムリエという言葉は、ソムリエが一般的に使用されるようになり、それよりあとに使われるようになった言葉です。野菜ソムリエというのは通称で、正式名称はベジタブル＆フルーツマイスターという、長ったらしくてややこしい名前です。

野菜ソムリエになるためには、野菜や果物について、食べ方、調理の方法、保存方法など、幅広く野菜と果物に関して熟知していなければなりません。

野菜ソムリエの資格は３段階のレベルが設けられています。ジュニアマイスターと呼ばれる初級の資格は、現在ではかなりの方が持っておられるようです。そして単にマイスターと呼んでいる、野菜ソムリエの中級は、現在250人しか資格保持者はいらっしゃいません。そして上級資格にあたるシニアマイスターは、他人に知識を広く教えることができるひとたちです。日本国内でこの資格は、６〜７人くらいしか、もっている方はいらっしゃいません。それほどレベルが高い資格だといえるでしょう。シニアマイスターの役割は、野菜や果物について知っている知識を活かして社会貢献をする人だと言えるでしょう。

野菜ソムリエと一くくりに言っていますが、色々なレベルに分かれていることは、おわかりいただけたでしょう。野菜ソムリエのシニアマイスターの女性がマスコミで大活躍していたりもします。

野菜ソムリエは、野菜や果物に関する有用な知識を与える資格ですから、その資格を取得した後は、町の八百屋さんで働くことはもちろんのこと、デパートの生鮮野菜売り場や、食品関係企業の企画など、実力を発揮する場所は幅広いと言えるでしょう。