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サブコンという業種と必要な資格について

 
サブコンというのは、建設業界の中でも特別な知識と技術が必要な二つの設備工事業者のことを指します。古代の建築工事ではありえなかった電気・空気調和・給排水衛生の施工を担当します。3種類なのに二つの設備工事と先に記載したのは、空気調和と給排水衛生は建設業法では機械設備工事(管工事)として、一くくりにされているためです。

電気工事施工管理技師の資格が役立つ就職先は、関電工、きんでん、九電工、中電工などといった電力会社系の企業をはじめ、住友電設、栗原工業など耳にしたことがある名前が数多くあります。

管工事施工管理技師の機械設備工事(管工事)の場合も、大手企業はたくさんあります。三機工業、高砂熱学工業、新菱冷熱工業、ダイダン、大氣社といった空調設備が得意の会社が有名です。

また、日本の建設業界では、下請け、その下請け(孫請け)などと多重構造になっていますので、就職先を考えた場合、各地に数多くあります。建設工事は必ずしも大手企業が受注して施工するわけではありません。市町村から発注される工事には、「市内や近隣の市町村に本店がある会社」といった風に入札条件が限定されているケースもたくさんあります。

また、分離発注といって、一つの建物を建設する場合に、建築工事と電気設備工事、機械設備工事(管工事)を分離して別々の会社に発注する場合もあります。こんなときには、施工管理技師の資格のある社員がその現場に常駐しなければなりません。ですから、電気工事施工管理技師や管工事施工管理技師の資格は、あなたの住む町の電気工事会社や水道工事会社にとっても価値の高い資格であることは間違いないでしょう。






 

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